自分語り吐き捨て場

自分語りします

OPTCG第4弾環境 メタゲーム遷移

自分の思考整理用+あとで見返せるように書き殴っておく

 

 

5/27 第4弾発売

今弾は追加されたリーダーが全て多色の多色プッシュ&強力な除去カードが追加された。

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ライフが5ある多色リーダーの登場。

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初の条件なしの除去カード。

 

発売直後Tier

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新規リーダーからは主に青黄クイーン,緑紫ドフラミンゴが注目される。

青黄クイーンは受けループのように対処法を知らないと崩すことが難しく、対戦時間だけが最大の問題。

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序盤盾を殴らない事でリーダー効果と合わせて2ライフ回復しながら相手の中型キャラをKOする凶悪ムーブ

 

緑紫ドフラミンゴはfilmギミックを入れることで太いリソース+7ルフィの踏み倒しギミックでデッキパワーが高いが、肝心の白髭に勝ちきれない。

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ブロッカー2面展開+ドフラミンゴのリーダー効果によるドンアクティブの動きが鉄壁

 

青クロコは3弾後期から開拓され白髭に有利を取れる数少ないリーダーとして注目。新規の除去札も手にして対白髭は勝率が出せるが、他リーダー(主にゾロ)に対して勝率が出ないことがネック。

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青のバウンスや山下送りの除去が5マルコの回答にもなっており、横展開が殆どない従来の白髭に有利

 

6/10 広島エリア予選

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優勝:赤ニューゲート

準優勝:青黄クイーン

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白髭一強時代

3弾環境の大型大会であった全国大会から続けて船を失った白髭が勝ちきる。

要因はデッキの完成度の高さ。新弾発売から2週間程度で新規リーダーのデッキ構築はある程度固まってきてはいたものの,白髭側は4弾環境のカードを一枚も必要としない程。

この大会以前の評価では、ゾロvsドフラはドフラ側のfilmギミックのリソース、ブロッカーの多さやフィニッシャーの8キッドの存在からゾロ側が不利とされていたが、ゾロ側に除去札(火拳やJET銃)を入れれば問題なく勝てる事が判明し、4弾発売以降少しだけ数を減らしていたゾロの母数が戻り始める。

 

広島エリア戦後Tier表

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下馬評通りの結果だったためメンツ自体は特に変化せず。

TierB以下のリーダーは競技視点からすると正直物好きが使っている程度という扱いになっていた時期に思える。

 

6/18 宮城エリア予選

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優勝:緑紫ドフラミンゴ

準優勝:赤ニューゲート

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ドフラミンゴ(41歳)の台頭

前回の広島予選から1週間程度しか立っていないが、その間にもリストが洗練化されてきた。

緑紫ドフラミンゴがフィニッシャーカードを8キッド→10ドフラに変更。プラスしてシュガーの投入で白髭に強く立ち回れることが判明。

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10ドフラは実質エクストラターンとりながらテゾーロによるリソース補充が非常に強力,シュガーは終盤相手のブロッカーを寝かせる動きも強力

シュガーが発売開始から評価されなかった点として5マルコの存在がある。

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早いターンに出しても5マルコに焼かれてしまい、出すターンが限られるのがネックだったが、青の台頭やミラーを考えてこの時期が一番5マルコの採用枚数が落とされ、詰めにも強く,速攻で仕事ができる5ルフィやミラーの先行を捲りやすくするキングデューなどに変わっていた。(白髭だけでなく、赤ゾロもデッキの型が豊富でマルコが入っていないケースも多かったのも追い風)

 

発売から3週間ほど経ちようやく時代が白髭に追いつき始めてきた。

 

宮城エリア戦後Tier表

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白髭にもドフラにも満遍なく戦えるゾロの母数が徐々に増え始め、クイーンやクロコダイルが少し立ち位置が悪くなり、クイーンに関しては白髭対面も有利ではなかったため徐々に世間のデッキへの理解が深まると勝率も出なくなり、プレイ時間などの問題も抱えていたため競技環境から大きく数を減らした。

カタクリを始めとした黄単のリーダーは白髭に不利をつくため数を減らしていたが、緑紫ドフラを始めとしたその他リーダー全てに戦えるため数をまた増やし始めた。

 

7/2 福岡エリア予選

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優勝:青黒レベッカ

準優勝:青黒レベッカ

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レベッカ突然の始動

レベッカのリーダー自体は発売当初からかなり注目されており、自主大会やフラッグシップバトルなどでも母数はそこそこいたが、コレといった結果が出ずに母数を徐々に減らしていた。

優勝,準優勝したリストなども形は違うものの革命的なカードの採用等はなかった。

なぜ突然結果を残したのか?理由は主に3つあり、①環境の通りが良くなった,②赤ゾロのリストが固定化された③プレイ精度が上がったためである。

 

①環境の通りが良くなった

宮城CS後は3強(赤ニューゲート,赤ゾロ,緑紫ドフラミンゴ)を使うプレイヤーが多く、レベッカの苦手な青系等のリーダーが減っており、レベッカは3強に対しては比較的戦いやすい部類でした。

 

②赤ゾロのリストが固定化された

この点が大きく、宮城CS以降はゾロの型が細かい違いはあるものの基盤はいわゆる白髭海賊団型と呼ばれる形となり、ウィニーでガツガツ殴るような型ではなくなった。これがいわゆる除去コントロールレベッカ的には型が分かりやすい方が方針が立てやすくなり速攻の枚数も少ないのが大きい。

 

③プレイ精度が上がった

上記通りレベッカ除去コントロールの部類に入るので、対戦相手のデッキによって殴り始めるタイミングや除去の温存枚数など適切に判断する必要があり、既存のデッキタイプにはあまりなかったので環境初期は出力を100%出せるプレイヤーが少なかったように感じる。

 

福岡エリア予選後Tier

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ドフラvs白髭側は基本的にはドフラ微有利程度まで評価が落ち着き、白髭に強いリーダーとして青系統の代わりに赤緑ローも徐々に数を増やし始め、環境も中期を超えメタの中心に居続けた白髭はSTierとは言えなくなってしまった。

赤ゾロはテンプレートの形が色濃くなり始め、ドフラ対面は赤ゾロ側に少し傾く評価になった。

レベッカは強いが、まだ他のプレイヤー側の理解が追いついていない+出力を100%出せるプレイヤーも少なかったためTierAとまではいかず。

 

7/8 愛知エリア予選

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優勝:青黒レベッカ

準優勝:赤ニューゲート

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レベッカまさかの2連覇

決勝トナメに上がった母数も1であったレベッカがまさかの大型大会2連覇となってしまった。

流石に避けて通れないメタ対象となった。

また、赤緑ローの母数がかなり増加。要因としては、STナミ+ホーキンスのパッケージが確立され、白髭へ有利認識をより強くした。

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毎ターン6000リーダーを確実に行いリソースを削り、ホーキンスで4マルコ,序盤のアタッカーを無効化


愛知エリア予選後Tier

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相性ゲーみたいな環境になり始めた。

青黒レベッカに比較的に有利という点で、減少していた青系統のクロコダイルなどの母数が増え始め、黄単の母数はさらに伸びる。

赤エースは赤のリーダーの中ではパッとしていなかったが(エースを使うなら白髭やゾロを使えと言われがちだった)、相性環境になり始めてからは不利相性の少なさが評価されるように。

緑紫ドフラミンゴは立場を完全に赤緑ローに奪われてしまい、減少傾向にあり。

 

7/15 神奈川エリア予選

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優勝:赤ニューゲート

準優勝:赤ニューゲート

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勝ちきれない赤ゾロ

結局勝ち切ったのは白髭。

青黒レベッカへのマークが強くなり結果的に白髭の通りやすい環境になったように思える。圧倒的地力と再現性で競技シーンで非常に強い要素が多い。

そして、愛知に引き続き決勝トナメに上がる母数は最大である赤ゾロだが、優勝まで届かず。2弾環境時の錦えもんのように無冠の帝王となってしまうのか。

 

神奈川エリア予選後予想Tier

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黄単リーダーはトリガーの上振れやプレイ難易度の低さから一定数は存在するように思えるが、黄色の立ち位置を青ナミに変えてもいいように感じる。

青ナミは神奈川のトナメでは1人しか上がっていないが、母数自体はそこそこ存在しており、ベスト32にもTwitterでみた限りでも3人以上いてかなり通りのいいデッキに感じたので月末にある大阪エリア予選で数が増えるのか少し気になる。

ゾロとレベッカはデッキプレイ難易度が非常に高く、出力を100%出せた場合は不利対面の少なさで一つ上のTierとしたが、基本的には同じATierの認識。

 

環境リーダーの現在の相性と特徴

1.赤ニューゲート

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環境定義リーダー。

強みは、サーチ8投+盾毎ターン回収による実質2ドローでの再現性の高さとプレイ難易度の低さ(デッキパワーの高さとも言える)。今すぐ握っても誰でも出力70%は出せるし、再現性が高いため各対面に対するプランを事前に決めておけばアドリブで考えることも少なく、CSなどの大型大会に向いている。

相性だけで考えると理論的には通りが悪そうだが、その圧倒的パワーで破壊可能。

 

有利:黄カタクリ、その他雑多リーダー

微有利:なし

五分:赤ゾロ、青ナミ、青黒レベッカ

微不利:赤エース、緑紫ドフラミンゴ

不利:赤緑ロー、青クロコダイル

 

2.赤ゾロ

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ぶっ壊れリーダー効果。

強みは、圧倒的対応力。ふざけたリーダー効果のおかげで低コストカードの採用選択肢も多いためデッキ構築の自由度が非常に高く、常に環境に適応した形で残り続ける。

現状の白鬚海賊団型は、各対面毎のプレイ方針が違うにプラスしてその時々の手札とも相談する必要があるため非常に出力を100%出すのが難しい。

 

有利:青クロコダイル

微有利:赤エース、赤緑ロー、緑紫ドフラミンゴ、青ナミ、黄カタクリ

五分:赤ニューゲート

微不利:青黒レベッカ

不利:なし

雑多性能は白髭に比べると低いため、環境リーダーのみ記載

 

3.青黒レベッカ

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第4弾優遇リーダー。

強みは、新規追加カードの性能の高さ。環境中期以降まで時間はかかったが、カードパワーの高さ=デッキの強さと言わんばかりの環境上位リーダーとして形となった。

各対面毎のプレイが非常に難しく、殴るタイミングやガード,ブロックの仕方など除去コントロールならではの難しさがある。ゾロとは異なりアドリブなどが難しいというわけではないので事前に回すことで各対面への要求値が分かりやすいが、既存のワンピースカードにこういった除去コントロールがなかったため理解に時間がかかる。

また構築もゾロか白髭のどちらを強く意識するかで勝率が少し変わってくる。

 

有利:なし

微有利:赤ゾロ、赤緑ロー、緑紫ドフラミンゴ

五分:赤ニューゲート、赤エース

微不利:青クロコダイル、黄カタクリ

不利:青ナミ

 

4.赤緑ロー

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最強リーダー効果。

強みは、最大出力の高さ+有利対面の多さ。デッキの性質上ブレが激しいが、サーチカードも多いため再現性が低いわけではない。しかしサーチカードが多いのはサーチ対象もバラバラのため噛み合わなかった場合に悲惨なケースになる場合も少なくない。

多色リーダーということで構築自由度も高く、環境に適応した形でゾロ同様、第1弾から環境で戦い続けている。

 

有利:赤ニューゲート、青クロコダイル、青ナミ、黄カタクリ

微有利:なし

五分:赤エース

微不利:赤ゾロ、緑紫ドフラミンゴ、青黒レベッカ

不利:なし

 

5.黄カタクリ

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実質縦の減らない白髭。

強みは、プレイ難易度の低さ+トリガーの上振れ。前述通りプレイ難易度の低さはデッキパワーの高さの現れであり、基本的には七並べをするだけでいい。ただ白髭と比べてサーチカードも少ないため再現性が低い。その分トリガーの上振れが存在するという感じ。

不利対面もトリガーの上振れで破壊可能なので一定数は存在し続けそう。

 

有利:青クロコダイル

微有利:赤エース、緑紫ドフラミンゴ、青黒レベッカ

五分:青ナミ

微不利:赤ゾロ

不利:赤ニューゲート、赤緑ロー

 

6.青ナミ

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水面下リーダー。

強みは、環境の通りの良さ+初見殺し性能。ナミを理解していないプレイヤーが多く(記事も有料でサンプルレシピなどもあまりいいものがないため)、青黒レベッカに唯一ガン有利をつけられるリーダーのため神奈川大会では母数もそこそこいた。

プレイ難易度が高いようで自分の盤面しか基本見ないのであまり高くないらしい。以下にドローカードを山から落とさず使えるかのパチンコリーダーとも言える。

 

有利:赤エース、青黒レベッカ

微有利:青クロコダイル

五分:赤ニューゲート、緑紫ドフラミンゴ、黄カタクリ

微不利:赤ゾロ

不利:赤緑ロー

 

7.緑紫ドフラミンゴ

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リソースの王様。

強みは、プレイ難易度の低さ。プレイ難易度の低さ=デッキパワーの高さと前述したが、まさにその通りでどの対面でも基本的に同じ動きをするだけでいいため雑多性能などは高い。

環境的な通りがあまり良くなく、プレイ幅が少ないということでもあるので革新的にレシピが変わる等がなければ今期はお休みの匂いがする。

 

有利:なし

微有利:赤ニューゲート、赤緑ロー

五分:赤エース、青ナミ

微不利:赤ゾロ、青クロコダイル、青黒レベッカ、黄カタクリ

不利:なし

 

8.青クロコダイル

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ピン刺しの頂点。

3弾後期から使われ始めたリーダーで、白髭に有利を取れる数少ないリーダーとして一定の価値あり。ただ、相性差が非常に激しく無理対面が無理すぎるため、あまり大規模大会には向いていないように感じる。

青黒レベッカに比較的有利を取れることからまた少しずつシェアが増え始めている。

 

有利:赤ニューゲート

微有利:緑紫ドフラミンゴ、青黒レベッカ

五分:赤エース

微不利:青ナミ

不利:赤ゾロ、赤緑ロー、黄カタクリ

 

9.赤エース

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全部やれますよ系男子。

青クロコとは真逆の全リーダーとの相性差がそこまでないリーダー。じゃんけん環境になりつつあるのでグーチョキパーが嫌いなプレイヤーは握るべきかもしれない。

ただその分五分や微不利有利対面が多いということはプレイ難易度が高いことも意味する。

自信がある人しか使えないかもしれない。

 

有利:なし

微有利:赤ニューゲート、

五分:赤緑ロー、緑紫ドフラミンゴ、青クロコダイル、青黒レベッカ

微不利:赤ゾロ、黄カタクリ

不利:青ナミ

 

まとめ

今期は社会人として比較的平日も出られる公認店舗大会出たり、大会のメタゲーム変遷を考えたり、デッキの試行錯誤もしたけど、単純にデッキ選択から練習までの総合的な時間が足りなくて何もない人になった。

最強TCGワンピカードで皆さんもぜひ遊びましょう。